日本では、余り見ることが無い、イギリスのエンサイン社、
ENSIGN SELFIX 16-20 Ⅱ型 ROSS XPRES 75mm F3.5 中判カメラです。
一部のマニアに知られている、隠れたイギリスの名玉「ROSS XPRES」が搭載されています。一時期は、ハッセルに装着したりして撮影を楽しんでいました。このカメラは、コレクション用でしたので、オリジナルのまま保存していました。
1950年代、カメラ市場がドイツに移行する前は、イギリスでもカメラを製造していました。
搭載されている「ROSS XPRES 75mm F3.5」は、Ross社を代表するレンズです。CarlZeissのTessarから派生したレンズで、4枚構成のテッサーを5枚に、3群5枚と言うレンズ構成にすることで、より描写に深みが増した気がします。
SELFIXは、Ⅲ型まで発売されましたが、Ⅱ型のXPRES 75mm F3.5のカメラフォルムが美しいと思います。この頃は市場で、イギリスのカメラは滅多に見る事がなくなりました。カメラの機構も変わっていて、シャッターをチャージしないと、シャッターボタンに棘が出て注意してくれたり、ファインダーは、ブライトフレームのような感じで、広い視野の中に実画面が表示される優れた中空ファインダーを実現しています。軍艦部の柔らかいフォルムは、板金プレスの角張ったデザインとは一線を画しています。
コレクションカメラなので、スレキズ少なく、レンズ清掃しましたので、年代の割に綺麗なカメラだと思います。
カメラケースとフードが付属します。(コニフードがピッタリなので付けていました。)
カメラは、メンテナンスしてあります。シャッターも調子がいいので、フィルムを入れれば撮影できます。
テッサーのような解像度と独特の滲みの描写は、Hassel Ektar 80mm f2.8を彷彿させるレンズでは無いかと思っています。
ご検討の程、よろしくお願い致します。
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